ウレタンマスクとはどんなマスク?意外と知らない種類や特徴についてご紹介!
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マスク着用が当たり前となった中で、様々なマスクを見かけるようになりました。マスクは大きく、不織布マスク・布マスク・ウレタンマスクの3種類に分かれていますが、それぞれがどんな特徴があるのか?しっかりと把握できている方は少ないです。自分に合うマスクを探す中で、メリットやデメリットを比較しながら選びたい方もいらっしゃるかと思います。そこで、今回はウレタンマスクの特徴について紹介していきます。
ウレタンマスクに使われているポリウレタンとは?
ウレタンマスクはその名の通りポリウレタンを使用したマスクのことです。ポリウレタンとはゴムのような伸縮性をもつプラスチック素材で、マスクなどの衣料品をはじめ靴のソールやタイヤなどに使われています。またポリウレタンを発泡させることで、ウレタンフォームと呼ばれるスポンジや断熱材に使われる素材に変化し、様々な用途で使われています。
ウレタンマスクは2種類ある
ウレタンマスクは大きく2種類に分かれており、ポリウレタン100%のマスクと、別の繊維にポリウレタンを混ぜたものがあります。後者は厳密に言うと布マスクに分類されますが、合成繊維と合わせたものはウレタンマスクと呼ばれています。
布マスクや不織布マスクはイヤーフックを別に取り付けますが、ウレタンマスクの場合はイヤーフック部分を切り取って形にします。
ポリウレタン100%マスクの特徴
ポリウレタン100%のマスクは、スポンジのような見た目の軟質ウレタンフォームという素材を使っています。ポリウレタンを発泡させたものでスポンジなどと同じ素材です。
スポンジと同じように、空気が通り抜けやすい形状となっているため通気性が良いです。その代わりフィルター性能は不織布マスクに比べて劣ると言われています。
ポリウレタン100%のマスクは下記のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
・通気性が良い
・伸縮性がある
・しわになりづらい
・乾きやすい
・ぺこぺこしづらい
デメリット
・フィルター性能が低い
・水に弱く、変色しやすい
・ウレタン特有のニオイがする
新品はウレタンマスク特有のニオイがあります。不快な方は、一度手洗いしてから使用するといいでしょう。また、水に弱く、黄ばみやすい性質があるため手洗いでお手入れしましょう。
ポリウレタンが使われているマスクの特徴
ポリウレタンは伸縮性が高い素材のため、メインの繊維にストレッチを利かしたいときに採用されます。ポリエステルや綿と合わせたマスクが代表的です。
ポリエステル+ポリウレタン
一般的にはウレタンマスクと呼ばれています。ポリウレタン100%のマスクより通気性は低いため、フィルター性能は期待ができます。しかし、マスク内の空気を吸いやすいため、生地が薄いと口元がペコペコと凹んでしまいやすいです。
メリット
・シワになりづらい
・縮みや型崩れをおこしづらい
・乾きやすい
デメリット
・吸湿性が低い
・静電気が発生しやすい
・マスクが凹んでしまう場合がある
綿+ポリウレタン
綿にポリウレタンが含まれていることもあります。こちらは布マスクになりますが、繊維にポリウレタンをいれることで、伸縮性が上がる・乾きやすくなるなどのメリットがあります。
ウレタンマスクが人気の理由
ウレタンマスクは、デザイン性が高く、スッキリとした印象に引き締めてくれます。普段のカジュアルコーデからスーツのような服装にも合いやすく、カラーも豊富なため男女ともに人気があります。また、通気性がよく息がしやすいため、快適にマスクを着用することもできます。
不織布マスクに比べてフィルター性能は劣る?
ウレタンマスクは不織布マスクに比べて、フィルター性能は劣ると言われています。そのため、人の混雑が予想されるシーンの着用はさけるなど、社会情勢を考えつつ使っていただけたらと思います。
シーンに合わせたマスク選びをして快適に過ごそう!
ウレタンマスクはオシャレ使いや着け心地の良さで選ばれる方が多いです。しかし、フィルター性能は他に比べて劣るため、使うシーンに注意して快適に過ごしていきましょう。
他素材のマスクについても紹介しています。布マスクについても知りたい方はこちらの記事がおすすめです。