深田縫製

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理想の布マスクを選ぼう!布マスクに使われている素材・生地の特徴をご紹介

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理想の布マスクを選ぼう!布マスクに使われている素材・生地の特徴をご紹介

毎日マスクを着用する生活。洗うことで繰り返し使える布マスクはコストパフォーマンスに優れており魅力的ですよね。最近はファッション用の布マスクも増えていますが、布には様々な生地があるためどれを選んでいいかわからないという方もいらっしゃるかと思います。布生地の種類を知ることで、自分の求める機能や見た目のマスクが探しやすくなるはずです。こちらでは布マスクの素材・生地の特徴ついてご紹介していきます。

布とは?

布とは糸から作られる織物の総称のことです。糸には天然繊維や化学繊維が使われており、それらを織ることで作られたものが布です。使う素材だけでなく織り方によっても特徴が変わります。

布マスクに使われている素材(糸)の特徴をご紹介!

布マスクにはどのような素材が使われているのでしょうか?またそれぞれどのような特徴があるのでしょうか?天然繊維と化学繊維に分けてご紹介します。

天然繊維

天然繊維には綿・絹・麻が使われます。天然繊維は適度に水分を含んでいるため静電気を帯びにくく、肌に優しいと言われています。ただし、縮みやシワになりやすいというデメリットがあります。

綿(コットン)
綿は吸水性や吸湿性に優れています。口元の汗を素早く吸い込むためベタつきにくいです。また、肌触りも良いため肌の弱い方にもおすすめです。ただし、シワや型崩れを起こしやすいというデメリットがあります。

絹(シルク)
シルクは光沢感と滑らかな肌触りが特徴で、高級感のある印象となります。また、素肌と同じくタンパク質でできているため肌に優しいと言われています。その他にも吸湿性・放湿性・紫外線吸収など様々な特徴のある高性能な生地です。ただし、水や摩擦に弱いためお手入れに注意が必要です。

麻(リネン・ラミー)
麻は綿よりも吸水・吸湿性に優れ、水分の蒸散も早いです。また、シワになりやすい特徴があり、シワを楽しむことができる素材です。麻の中でも種類があり、マスクにはリネンとラミーが使われます。リネンは肌触りの良い滑らかな素材となっています。ラミーはザラザラとした肌触りで清涼感のある雰囲気です。

綿・絹・麻

科学繊維

化学繊維は主にポリエステルやナイロンが使われます。石油系を原料とするため大量生産に優れており、天然繊維に比べて比較的安価に買えるメリットがあります。耐久性に優れていますが、静電気を発生しやすいため肌が弱い方は注意が必要です。

ナイロン
ナイロンは摩擦に強く、耐久性が高い素材です。吸水性が低いため乾きが早い特徴があります。また、ポリエステルと比べると伸縮性があります。

ポリエステル
ポリエステルは元々の形状をシワや型崩れもしづらいです。静電気を帯びやすい所や吸水性が低いというデメリットがありますが、ポリエステルは加工がしやすいという特徴があります。そのため、吸水性を備えたものや静電気を起こしづらい高機能なポリエステルもあります。

ナイロン・ポリエステル

布マスクは織り方で生地が変わる!様々な生地をご紹介!

布は素材だけでなく、織り方によって生地が違い、肌触り・通気性・印象などが変わります。お好きな機能や印象のものを決めておくとマスク選びもスムーズかと思います。編み物(ニット)のマスクもありますので合わせて紹介していきます。

ガーゼ

ガーゼマスク

ガーゼはとても柔らかい素材で優しい肌触りをしています。湿度を調整する効果もあり、喉や肌の乾燥防止になるといわれています。その性質から肌面に採用されることが多いです。ガーゼマスクを着用すると、ふんわりと優しい印象になり、カジュアルな場面で活躍します。

オックスフォード

オックスフォード生地を使ったマスク
画像引用:https://www.prelude.co.jp/SHOP/OH31-12968.html

オックスフォードはシャツ・ブラウス・エプロンなど様々な用途で活躍する生地です。天然繊維ですがシワになりづらいという特徴があり、清潔感のある印象です。主にカジュアルな場面で活躍します。

ブロード

ブロード生地を使ったマスク
画像引用:https://www.creema.jp/item/11957861/detail

細い糸を高密度に織ったものがブロード生地です。光沢感があり高級感のある生地となっています。肌触りも柔らかくて滑らかです。耐久性も高くポリエステルが入っている生地はシワになりづらいものもあります。ワイシャツにも使われている生地のため、フォーマルな場面でも活躍してくれます。

シーチング

シーチング生地を使ったマスク
画像引用:https://minne.com/items/25043757?uid=rB4BJmCBKax%2BYQ3IA%2ByVAg%3D%3D

シーチングは元々シーツの素材に使われていたところからその名称がつけられました。密度が低いため通気性が高い特徴があります。また、他生地に比べると安く手に入るため、手作り布マスクを作られたい方などにおすすめです。

パイル

パイル生地を使ったマスク
画像引用:http://www.noren-net.jp/fs/noren/cz-003052

タオルによく使われているパイル生地です。柔らかい肌触りと、ガーゼよりもふんわりとした印象となります。女性向けのマスクに使われていることがあり、可愛らしい雰囲気で着用することができます。

シフォン

シフォン生地を使ったマスク
画像引用:https://dbproducts.theshop.jp/items/30876473

シフォンとは布を垂らすとゆったりとしたひだのできるドレープ感のつよい生地です。薄く柔らかい生地で透け感があります。エレガンスな印象を持つ生地となっており、女性向けのマスクに使われています。

デニム・シャンブレー・ダンガリー

デニム、シャンブレー、ダンガリー生地は見た目がよく似ています。デニムとダンガリーは色落ちを楽しむことができ、シャンブレー生地は色落ちがあまり気になりません。どれも白糸を使い、淡めのトーンが多いため肌色に馴染みやすく、カジュアルに取り入れやすい生地となっています。

デニム生地を使ったマスク

ニット(編み物)

ニットにはリブ編みやラッセル編みなどが使われます。リブ編みは靴下などに使われている編み方で優しい印象があります。ラッセル編みはメッシュのような見た目をしておりスポーティーな印象となります。

リブ編みをした生地とラッセル編みをした生地

その他にも光沢感の強いサテン生地、秋冬におすすめなコーデュロイやツイード生地などが様々な生地が使われています。

布マスクの生地を知って上手にお買い物しよう!

布マスクと言っても、素材や織り方でたくさんの種類があるということを知って頂けたのではないでしょうか?布の種類を知ることで、自分の求める機能や印象のマスクが探しやすくなるかと思います。毎日使うマスクです。お気に入りのマスクを探してみて下さい!

この記事を書いた人 鈴木 英太

この記事を書いた人 鈴木 英太

鳥取県八頭町の職人たちが布マスクを作り上げる深田縫製のネット店長。マスクのお役立ち情報や深田縫製についてご紹介します。

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