購入したマスクの色が似合わない・・自分に似合うマスクの色を選ぶにはどうすればいい?
- マスクお役立ち情報
おしゃれマスクが増えていく中で、白マスクからカラーマスクに挑戦される方も多くいらっしゃいます。しかし、中には自分に似合わない色のマスクを購入してしまうこともありますよね。マスクはどうしても目に入るアイテムのため、似合わないものは避けたいです。そこで、マスクの色が似合わない原因から、自分に似合うマスクの色の選び方についてご紹介します。
マスクの色が似合わない原因とは?
マスクの色が似合わない原因は、肌の色とマスクの色の「色の対比」が影響しています。色の対比とは色が並んでいると、色の見え方に影響を及ぼすのが対比現象のことです。肌の色とマスクの色の相性が悪いと、物理的に顔色が悪くなったり、表情がきつくなったり印象も悪く見えてしまいます。相性の良い色のマスクを着用することで、顔色がよくなり健康的ではつらつとした印象を与え、結果似合うと感じます。
自分に似合う色のマスクを選ぶには?清色と濁色について知ろう
どうすれば自分に似合うマスクを選ぶことができるのでしょうか?結論から述べますと、人には「清色」が似合う人と「濁色」が似合う人がいて、購入したマスクが似合わないと感じたときは、清濁を変えて色を選ぶといいでしょう。清色と濁色を判別することができれば、自分に似合うマスクの色が分かるようになるのです。
とは言っても、清色や濁色という言葉すら聞いたことない方がほとんどかと思います。色は身近な存在ですが、意外と複雑で色について調べる機会はなかなか無いですよね。自分に似合うマスクの色を見つけるためには、色について知ることが大切です。
清色・濁色とはどのような色のこと?
色は200万色以上あると言われています。例えば赤色の中でも暗めの赤色から薄い赤色など様々ですよね。色の分け方も様々あって、ここでは「清色」と「濁色」の2つに分けて解説していきます。
清色
清色とは純色(最も鮮やかな色)に白or黒を混ぜた色のこと。すっきりとした感じがする色で、濁りがないことから清色と言われています。
濁色
濁色とは純色にグレーを混ぜた色のこと。暗く濁った色以外にも、ニュアンスカラーやダスティカラーと呼ばれる色も濁色のグループです。ニュアンスカラーやダスティカラーは、すっきりした清色とは異なり、ソフトでやわらかい感じがする色です。
※厳密にいうと白・黒・純色は「清色」ではありませんが、グレーが混ざっていないので、色選びの際は「清色」として考えればOK
清色と濁色の見分け方
簡単に考えるとぼんやりした色を濁色、それ以外は清色と見分ければOKです。マスクで見かける清色と濁色を並べてみました。清色はスッキリとした色で、濁色はぼんやりとしていてグレーが混ざっているのが分かるかと思います。
画像左のマスクは青+グレーを混ぜた濁色のネイビー。右のマスクは青+黒を混ぜた清色のネイビーです。
購入したマスクの色が似合わないとき
購入したカラーマスクが似合わないとき、まずはマスクが清色か濁色どちらなのか?を見分けて、もう片方の色を試してみましょう。例えば、白や黒のマスクよりもグレーが似合う方は濁色系が合いやすいですし、グレーやベージュがなんとなく冴えないと感じている方は清色のマスクが合う可能性が高いです。
自分に似合う色を知り、ファッションを楽しもう
自分に似合う色を知ることで、色選びで困ることが減りファッションがより楽しいものになってきます。今回はマスクの色について紹介しましたが、服やアクセサリーにも同じことが言えますのでお買い物の際の参考になれば幸いです。
この記事を書いた人 青柳 彩子
この記事を書いた人 青柳 彩子
2008年より色のプロとして関西圏を中心に大学・専門学校のカラー講師をつとめる。現在は、色彩心理を活用した企業のカラーマーケティングから個人では市長、府議会議員、市議会議員、町議会議員などのカラーコンサルティングを担当。【保有資格】文武科学省後援 色彩検定1級など 【セミナー実績】ミス・ユニバース・ジャパン奈良ビューティートレーニング、クリナップ株式会社 近畿3府県5業者 100名以上受講 その他、法人・教育期間での指導歴多数あり。
coloRing office(カラーリングオフィス)代表