布マスクは感染予防になる?布マスクの効果や使い分けについて解説
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毎日着用するのが当たり前になったマスク。布マスクを使う人の中には、布マスクの感染対策面に不安がある方や不織布マスクとどう使い分けたらいい?と疑問を持っている方も多いでしょう。そのような方のため布マスクの効果や使い分けのポイントを紹介していきたいと思います。
布マスクは感染予防になる?布マスクの効果について解説
布マスクといえば感染対策面が気になる方が多いかと思います。では実際にどのような効果があるのでしょうか?項目に分けて解説していきます。
飛沫の拡散を抑える効果
布マスクをしているときの会話中の飛沫拡散は約70%カットすることが出来ると言われていて、不織布マスクとそれほど変わらないようです。ただし、マスクの素材や作りによって効果は様々です。
飛沫の侵入を抑える効果
布マスクは飛沫の侵入をブロックすることに適していません。そのため人が密になるような場所では布マスクの着用を避けて、不織布マスクを使用しましょう。
通気性
布マスクは不織布マスクと比べると通気性が良いです。そのため呼吸がしやすいというメリットがあります。
肌への優しさ
布マスクに使われている綿・麻・絹は天然素材のため肌に優しいと言われています。また、ガーゼなど肌触りの良い素材を採用していることが多く、つけ心地も良いです。
布マスクはどんなときに使えばいい?不織布マスクとの使い分けについて
布マスクと不織布マスクにはそれぞれメリット・デメリットがあるためシーンによって使い分けることが必要です。使い分けのポイントについて紹介します。
普段遣いは布マスク・密が予想される場所では不織布マスク
布マスクは不織布マスクよりも通気性が良いため、快適にマスクを着用することができます。そのため、普段使いに適していると言えるでしょう。逆に、飛沫の侵入をブロックする効果は不織布マスクに比べて劣るため、密が予想される場所では不織布マスクを使いましょう。
肌が弱い方は布マスクがおすすめ
肌に優しい布マスクに比べて、不織布マスクには化学繊維が使用されているため、肌荒れを起こしてしまう方もいます。肌が弱い方は布マスクを選ぶのがおすすめです。
化学繊維は、静電気をよく起こす素材で、マイナスの電気を帯びやすい素材です。
日々の暮らしにやさしい下着 bodyhints(ボディヒンツ) 化繊負けとは? ~肌トラブル改善講座 Vol.1~
逆に皮膚は、プラスの電気を帯びやすい特徴があります。
マイナスの電気を帯びている化繊と、プラスの電気を帯びている皮膚が接触することで、静電気が起こるのです。
乾燥した季節にドアノブを触るとバチッとなる静電気の刺激と同様、化学繊維を使った肌着などを着ていると、皮膚と肌着の間で小さな静電気が起こっている状態になりやすいため、肌のかゆみ、かぶれ、湿疹、接触性皮膚炎など、肌荒れ症状がでてしまいます。
布マスクで感染対策をするには?布マスクの選び方のポイントを紹介
肌に優しく繰り返し使える布マスクは魅力的ですが、日々生活していると密の場所が避けられないシーンもあります。では、布マスクで感染対策をするにはどうしたらいいのでしょうか?布マスクを選ぶ際のポイントを紹介します。
布マスクの生地に気をつける
布マスクの中には、クレンゼのような抗菌や抗ウイルスの生地を採用している物があります。感染対策面で不安な方は抗菌の布マスクを選ぶといいでしょう。
サイズが合ったものを選ぶ
飛沫の侵入を防ぐには、きちんと自分の顔のサイズにあったマスクを選ぶことが大切です。マスクがずれてしまったり、頬にすき間が空いてしまうサイズは避けましょう。
正しい向きで着用する
正しくマスクを着用することも大切です。立体布マスクには上下があるため、間違えないように着用しましょう。
詳しくは正しいマスクの付け方の記事を参考にしてください。
まとめ:布マスクと不織布マスクの違いを理解して使い分けよう
布マスクは肌触りがよく、通気性もいいので快適に着用することができます。今まで不織布マスクしか使っていなかった方も、違いを理解して使い分けてみてはいかがでしょうか?