最近、黒マスクを見かけることが多くなりましたよね。コロナ前のマスクといえば清潔感のある白が主流。黒マスクはダサい・印象が怖い・暴走族のようだと感じる人もいてあまり人気がありませんでしたよね。そのような中、黒マスク取り入れるかどうか悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか？本記事では黒マスクの現在の印象や、着用時の注意点についてご紹介していきます。

黒マスクはおしゃれアイテムに！コロナ後の変化とは？

コロナ前は良い印象を持たれていない黒マスクでしたが、コロナ後はカラーマスクが普及し、白マスク以外のマスクを着用することに抵抗感が少なくなりました。黒マスクに関しても、韓流スターや芸能人が着用していることで、ダサいイメージからおしゃれなマスクとしてのイメージが定着しています。

黒マスクの魅力とは？

色には人の心を動かす色彩心理という作用があります。色を見ると個別の体験から引き起こされる感情と、誰もが共通して感じる感情が湧いてきます。たとえば赤を見れば熱い、情熱、怒りといった感情があります。

黒の一般的なイメージ（色彩心理）は、「強さ・威厳・カリスマ性・リーダーシップ・孤独に強い・かっこいい・高級感・おしゃれ」など。人は黒を見るとこのような感情を抱き、黒を着用している人を見ると、その人自身が「黒のイメージを持った性格に人」と感じるのです。

また実用的な面でいうと、どんなカラフルな色とも相性がいいのが黒。黒マスクは洋服の色に合わせやすい利点があります。黒は収縮して見える視覚効果もあり、黒マスクをすると、顔が引き締まって見えたりもします。

黒マスク着用時の注意点

上記に挙げたようなプラス面がたくさんある一方でどんな色でも必ずマイナス面もあります。黒のマイナスキーワードは、「無口・遮断・怖い・圧迫感・不吉・死」など。黒マスクを着用した際に、その人自身のキャラクター（性格）と黒のプラスイメージが違い過ぎると、マイナスの印象を与えてしまいます。

黒は人を遮断し、コミュニケーションが取りにくい印象を与える色なので、黒マスクを着用するシーンに気をつけた方がいいのは確かです。

全般的にビジネスシーンでは黒マスクは避けた方がよいと言われますが、とくに接客や営業職の方、医療や介護など人と直接触れ合う職業の方には不向きです。部下から気軽に報告や相談を受けたいと思っているなら黒マスクは避けた方がいいでしょう。

心理面以外にも、黒が似合うかどうかという客観的な指標（パーソナルカラーといいます）も注意点として挙げられます。物理的に黒を着ると顔色が悪く見えるなど色との相性が良くない人が一定数いらっしゃいます。似合う色・似合わない色については下記をご覧ください。

マスク選びに重要な「パーソナルカラー」とは？

黒マスクの意外な心理効果

「黒マスクの魅力」でお話した通り、黒を着用している人を見ると、その人自身が「黒の印象を持つ性格の人」に感じる心理効果があります。じつは、他人からそう見えるだけではなく、着用している本人にも色の影響があるのです。

仕事でリーダーシップを発揮できるようになりたい、打たれ弱い性格を強くしたい。そんな風に黒の持つイメージに近づきたいと思ったら、黒を積極的に取り入れるといいでしょう。黒マスクを着ける、黒い洋服を着る、黒い小物を持つなど何でもOK。常に黒を身近に携帯するのがおすすめです。色と人の性格の関係は脳科学でも判明しています。身に着けたからといっていって一瞬で変化はしませんが、同じ色を見続けていると脳も心もその色に染まるかように、その色の性格に意識改革していけますよ。

TPOを意識して黒マスクを味方につけよう！

コロナ以前は黒マスクはメジャーな色ではありませんでした。黒のマイナスイメージばかりが先行していたようですが、マスク着用が定着した今、黒マスクはファッション性の高い色として見なされるようになっています。

一方で黒マスクがおしゃれだとしても、色のイメージから着用の際には気をつけないといけない場合もあります。人から怖がられてしまわないだろうか？と一歩引いて考えてみましょう。色は必ずプラスとマイナスのイメージが伴います。黒マスクのプラスイメージを上手に活用して、なりたい自分に一歩近づいてみましょう。